【ハリーポッター登場人物】ピンク服の醜悪オバサン、ドローレス・アンブリッジの生い立ちや最期について

ドローレス・アンブリッジはこんな人物

ドローレス・アンブリッジは魔法省の役人で魔法大臣上級次官として働いています。

見た目はそこらにいる普通のおばさんのようなずんぐりした体で、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の原作でハリーたちはアンブリッジをガマガエルに例えています。

くりくりした薄茶色の短い髪に、いつもピンクの服を着て、「ェヘン、ェヘン」と咳払いをし、女の子のような甲高いため息交じりの話し方をします。

穏やかそうな見た目に反して生徒に(とくにハリー)酷い罰則を与えたり、真実薬を飲ませたり、禁じられている磔の呪いを使おうとする残忍で傲慢な性格をしています。

実践が最重要な「闇の魔術に対する防衛術」でも教科書を読ませるだけというありえない授業を行い、当然生徒は不満だらけですが、「魔法省の方針は」「魔法省としては」と魔法省の力で押さえつけます。

当然ほとんどの生徒や先生から嫌われており、特にマグゴナガル先生とはたびたび言い争う犬猿の仲です。

魔法省が「ある目的」のためにホグワーツへ送り込む

魔法省がアンブリッジをホグワーツへ送り込んだのには目的が2つあります。ひとつはヴォルデモートの復活を隠すことです。

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の終盤、ヴォルデモートは復活しました。そこで戦友のセドリック・ディゴリーが殺され、ハリーも命からがらホグワーツに戻ってきたのです。

もちろんそのことをダンブルドアに話し、魔法大臣のコーネリウス・ファッジも一緒に聞いていましたが、ファッジはヴォルデモートが復活した事実を受け入れられませんでした。

ファッジは以前からの失態(シリウス・ブラックをアズカバンから脱獄した、100年に一度行われる三大魔法学校対校試合でセドリック・ディゴリーが亡くなった)に続き、ヴォルデモートが復活してしまうと、いよいよ自分の政治生命が危ぶまれるので、絶対に認めようとはしません。

そこでファッジは自身の下で働いている上級次官のドローレス・アンブリッジをホグワーツに就任させ、生徒たちにハリーは嘘をついている、ヴォルデモートは復活していないと信じ込ませようとしたのです。

もうひとつの目的は私設軍団を組織するのを阻止することです。

ファッジはダンブルドアが生徒を率いて武装軍団を作るのではないかと考えました。そこでそれを阻止するために「闇の魔術の対する防衛術」の教師にアンブリッジを派遣し、実技をさせないようにしたのです。

アンブリッジはその後も魔法省の力でさまさまな権力を振るい、ホグワーツ魔法魔術学校の校長になりました。

アンブリッジといえば「猫とピンク」

似合っていないピンクの服を常に着ているアンブリッジは部屋もとてもひどいです。

壁や机はゆったりしたレースのカバーや布で覆われ、かわいい花瓶敷の上にはドライフラワーをたっぷり生けた花瓶が飾られています。

壁には飾り皿のコレクションで、首にいろんなリボンを結んだ子猫の絵が一枚一枚大きく色鮮やかに描いてあります。壁に飾られてある猫の絵はオフィスの監視役としての意味もありました。

ハリーが罰則を受けるためにその部屋に初めて入ったとき、あまりの悪趣味に見つめたまま立ちつくすほどでした。

アンブリッジはホグワーツを去った後魔法省に戻りましたが、相変わらず少女趣味と猫だらけの部屋にしています。

歪んだ人格のもとになった子供時代

アンブリッジは母親がマグル、父親が魔法使いの半純血の魔法使いです。野心に乏しい父親と気まぐれなマグルの母親は非常に不仲でした。

父親は魔法省に勤務していましたが魔法省魔法ビル管理部という低い役職ゆえに貧しい生活を強いられていました。

ホグワーツでは純血主義のスリザリンに入寮していましたが、家が貧しい半純血というハンデがあったため、責任ある仕事を任されることはありませんでした。

アンブリッジには魔法族でありながら魔法を使えないスクイブの弟がおり、その弟のことで衝突し、母親と弟がマグル社会に去り絶縁状態になります。

これらの劣等感が歪みに歪み、現在のような攻撃的で狡猾な人格となっていったのです。

スリザリン生を贔屓する理由は

アンブリッジは出身寮のスリザリン生を露骨に贔屓します。スリザリン生の中から高等尋問官親衛隊を設立し、それぞれの寮の監督生を上回る権限を与えました。

親衛隊にはドラコ・マルフォイも抜擢されており、事あるごとにハリーの寮であるグリフィンドールを減点させていました。

性格の悪いアンブリッジが狡猾さや臨機応変の能力、野心家のスリザリンを贔屓するのも納得です。

ケンタウロスの襲撃から帰還、そして投獄へ

アンブリッジは半人間を非常に毛嫌いし差別的に扱います。魔法省に勤務していたとき「反人狼法」という法律を起草したのも彼女でした。

この法律のため人狼のリーマス・ルーピンはほとんど職につけなくなりました。人狼だけでなく半巨人のハグリッドにもひどい対応をし定職に追いやりました。

この差別的な対応はケンタウルスにも同様でした。ハリーとハーマイオニーと一緒に禁じられた森に入ったアンブリッジはケンタウルスに出会います。

初めは怯えていたアンブリッジはやがて「汚らわしい半獣」「ヒトに近い知能」などと罵り、一匹のケンタウルスにインカ―セラスの縛り呪文をかけます。

それに激怒したケンタウルスはアンブリッジを捕らえ、森の奥へ連れ去られて行きました。

その後ダンブルドアが単身で森に乗り込み、ケンタウルスからアンブリッジを救い出しましたが、一体どうやってダンブルドアはかすり傷ひとつ追わずに森から出てきたのか、誰にもわかりませんでした。

アンブリッジは学期が終わる前日にホグワーツを去りました。

ホグワーツを去ってからは何食わぬ顔で魔法省に戻りました。第二次魔法戦争時は新たに設立された「マグル生まれ登録委員会」の委員長に就任します。

しかし実際はマグル生まれの魔法使いを苦しめ死者まで出しています。

第二次魔法戦争が終わると、アンブリッジの今までの悪行に注目が集まり、アズカバンに投獄されました。

登場作品・俳優・吹き替え声優まとめ

登場作品ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハリー・ポッターと謎のプリンス
ハリー・ポッターと死の秘宝
俳優イメルダ・スタウントン
日本語吹き替え小宮和枝

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